皮膚のどのようなお悩みもご相談ください
湿疹、じんましん、アトピー皮膚炎、水虫、かぶれ、イボ、やけど等の皮膚疾患全般を診察致します。
皮膚の病気・トラブルは正確な診断と早めの処置がポイントです。
「あれ?」と思ったら、どんなことでもお気軽に早めに医師にご相談ください。
このようなお悩みはありませんか?
- ・肌がカサカサして痒い
- ・手のひら、手指、足の裏に水疱・湿疹ができている
- ・化粧品などを使ってかぶれた
- ・足の爪が厚く、白く濁っている(爪水虫)
- ・市販薬を使用して症状が悪化した
- ・口の周りにヘルペスができた
- ・食後にじんましんが出た
主な症状・疾患
湿疹
皮膚の表面にできる炎症の総称を湿疹と言います。赤みやぶつぶつができる、かゆみ、痛みなど、その現れ方は様々です。湿疹はかきたくなることもありますが、かきむしってしまうと広がり悪化することがあります。また、湿疹状態が長く続くと慢性化してしまうので、症状が続く場合は早めに医療機関に相談しましょう。
じんましん
蕁麻疹(じんましん)は、突然皮膚の一部がくっきりと赤く盛り上がる病気です。かゆみを伴うことが多く、虫刺されのような小さなものから、手足全体に及ぶ大きさのものまであります。
急に赤くなったかと思うと、しばらくすると赤みが引くことが多いのもじんましんの特徴です。アレルギーや食べ物、温度、圧力など、原因がはっきりしている場合もありますが、原因不明の場合も多くあります。
治療は一般的には原因となるものを避け、薬の内服をすることが主となります。
アトピー皮膚炎
かゆみのある湿疹が良くなったり悪くなったりを長く繰り返す病気です。アトピー性皮膚炎のある方は、皮膚のバリア機能の低下により、アレルギーや刺激が皮膚の中に入ってしまいやすく、結果炎症が起きて様々な症状があらわれます。症状を悪化させる原因は人によって異なるため、その原因の検査と対応をし、薬や日常のスキンケアで治療をしていきます。
水虫
白癬菌というカビの一種による感染症で、正式には白癬という病気です。
日本人の2割程度が水虫があるとも言われており、非常に一般的な病気と言えるでしょう。
白癬菌が高温多湿の環境を好むため、普段靴でおおわれることの多い足の皮膚にできることが多い水虫ですが、手などの他の部位や爪も水虫に感染することがあります。
症状としてはかゆみ、水疱ができる、皮膚がぶよぶよする、カサカサするなどがあります。
水虫とよく似た別な皮膚病もあるため、医療機関での検査をお勧めします。
かぶれ(接触皮膚炎)
触れたものの刺激からおこる皮膚の炎症で、正式には接触皮膚炎といいます。
皮膚が刺激物質やアレルギー物質に触れることでおき、触れた部分の皮膚に赤い斑点ができたり、強いかゆみを感じたります。アレルギー物質は特定の植物や金属、化粧品、薬、衣類など多岐にわたります。かぶれの治療には原因物質を特定することが重要です。自己判断せずにまずは医療機関による検査を受けることが治療の第一歩となります。
イボ(疣贅)
イボは正式には疣贅(ゆうぜい)といい、皮膚の一部が盛り上がってできたできもの全般を指します。最も一般的なイボは皮膚の小さな傷からウイルスに感染して生じるウイルス性いぼです。また、子供に多い水いぼ(伝染性軟属腫)や加齢によって生じやすい老人性いぼ等も多く見られます。ただ、中にはいぼのように見えても悪性腫瘍の場合もあるので注意が必要です。他の部位に広がることもあるので、むやみに触ったり、自分で削ったり、切ったりすることも避けましょう。
やけど(熱傷)
やけどは皮膚や粘膜が熱により損傷をうけることをいいます。高温の物であれば短時間触れただけでやけどをしますが、湯たんぽや電気毛布など、低い温度の物でも長時間接触することで低温熱傷というやけどをしてしまうことがあります。
やけどになった場合はまずは応急手当としてすぐに流水などで冷却することが大切です。不安な場合はひどくなる前に医師の診察を受けるのが良いでしょう。
にきび(尋常性ざ瘡)
にきびは皮膚科で治療を受けることができます。にきびには健康保険を適用できる治療法もあるので、病院で相談をしてみると良いでしょう。一般的には飲み薬や塗り薬などで治療します。クリニックではそれぞれの人の皮膚の状態やライフスタイルに合った治療方法を提案します。
にきびの痕を残さないためには早期に炎症を抑えることが大切です。気になるにきびは早めに相談しましょう。
虫さされ
虫に吸血される、咬まれる、針で刺されるなどして起こる皮膚炎です。
蚊やノミの吸血され、かゆくなるという印象が強い虫刺されですが、蜂に刺されるのはもちろん、毛虫に接触するなどでも皮膚炎になります。また痛みや発疹、腫れなど症状も様々です。虫さされになったら、傷口を清潔にし、かいたりこすったりしないようにしましょう。
通常、虫刺されは数日ほどすれば治まることがほとんどですが、それ以上症状が続く場合や発熱などの症状を伴う場合は皮膚科を受診しましょう。
疥癬
ヒゼンダニというごく小さなダニの一種に寄生されることによって引き起こされる皮膚疾患です。多くの場合は疥癬にかかった人と人が接触することで感染します。疥癬には2つのタイプがあり、通常疥癬という普通に見られる疥癬では赤いぶつぶつやかゆみがみられます。角化型疥癬と言われるタイプでは厚いあかが増えたような状態でかゆみがある場合もあればない場合もあります。治療には飲み薬や塗り薬が処方されます。
とびひ(伝染性膿痂疹)
正式には伝染性膿痂疹という病名です。皮膚が最近に感染することで発症し、発症した箇所を掻いた手を介して他の個所にあっという間に広がってしまいます。その様子が火事で火の粉が「飛び火」する様子に似ていることから「とびひ」と呼ばれています。とびひには水ぶくれができるもの(水疱性膿痂疹)とかさぶたができるもの(痂皮性膿痂疹)の2タイプがあります。治療は飲む薬や塗り薬によるものが効果的ですが、皮膚を清潔に保つことが大切です。
あざ(母斑)
あざは皮膚の一部に生じた色素や形状の異常です。生まれつきのものが多いですが、後天的に発生するものもあります。あざには茶あざ、青あざ、赤あざ、隆起しているものなど、様々な種類があり、その種類によって必要な治療法も異なります。
帯状疱疹
水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスという、水ぼうそうと同じウイルスによって引き起こされる皮膚疾患です。このウイルスに初めて感染したときは水ぼうそうとして発症します。症状が治まった後もウイルス自体は体に潜伏し続け、免疫力が低下したときに再活性化して帯状疱疹として発症します。そのため水ぼうそうにかかったことのある人はだれでも帯状疱疹を発症する可能性があります。
症状としては体の左右どちらかに帯状に痛みや発疹として表れやすいという特徴があります。帯状疱疹は人にうつる時は水ぼうそうとして発症します。重い後遺症が残ることもあるので、症状が悪くなる前に早めに受診することが大切です。
たこ・魚の目
魚の目とたこはいずれも圧迫や摩擦刺激によって皮膚の一部の角質層が厚くなる病気です。通常、魚の目は押すと痛みを感じ、たこは痛みを感じません。治療方法としては塗り薬を使用する方法や角化部位を削る方法などがあります。魚の目やたこの状態・患者様のご希望などによって適切な治療方法が異なりますので、治療については医師と相談してすすめていくと良いでしょう。
口唇ヘルペス
単純ヘルペスウイルスに感染することによって引き起こされる病気です。唇などの周りに赤みのある小さな水ぶくれが複数発生します。感染力が強く、直接的な接触の他、タオルや食器などの物を介して感染するウイルスなので、早めに医療機関に相談するようにしてください。症状が治まってもウイルスは体内に潜伏し続けているため、免疫力が低下したときにウイルスが再活性化して口唇ヘルペスを発症することがあります。